国民年金の宿(公共の宿)に、格安料金で宿泊できる

国民年金の宿を利用できる人

国民年金の宿は、国民年金加入者(第１号被保険者)やサラリーマンの妻(第３号被保険者)に限らず、誰でも利用できますが、国民年金加入者よりも高い料金設定になっています。




宿泊料＜一泊二食付き＞

国民年金の被保険者			一般(厚生年金加入者など)
宿泊	３６７５円	６９３０円	宿泊	４５１５円	７８５４円
夕食	１８９０円		夕食	１８９０円
朝食	７３５円		朝食	７３５円
奉仕料	６３０円		奉仕料	７１４円
１室２名宿泊	４２５２円	７５６５円	１室２名宿泊	５０９２円	８４８９円
夕食	１８９０円		夕食	１８９０円
朝食	７３５円		朝食	７３５円
奉仕料	６８８円		奉仕料	７７２円
１室１名宿泊	４８３０円	８２００円	１室１名宿泊	５６７０円	９１２４円
夕食	１８９０円		夕食	１８９０円
朝食	７３５円		朝食	７３５円
奉仕料	７４５円		奉仕料	８２９円

※宿泊予約はお食事付きでのみ承っております。




例えば、上に掲載したのは、ある国民年金の宿の料金ですが、国民年金加入者の方が、そうでない人と比較して、約１，０００円ほど料金が安いことが分かると思います。



ほとんどの施設では、年金手帳や振込領収証、受給はがきなど、国民年金加入者の証明となるものを持参することが条件となりますが、これさえ満たせば、国民年金加入者なら、一般の人よりも割安な料金で宿泊できるようになっているのです。



ただし、国民年金加入者の家族や友達など、同伴者に適用される料金については、施設ごとに異なっているので確認する必要があります。

国民年金の宿で利用できる施設

国民年金の「宿」というくらいですから、宿泊施設しかないと思われるかもしれませんが、



・ 温泉(ヘルストン温泉や露天風呂など)
・ レストラン
・ テニスなどのスポーツ施設や体育館
・ プール
・ ゴルフ練習場
・ 結婚式場



など、内容は各施設で異なりますが、宿泊以外の施設も用意されています。


また、宴会場や会議室が設置されているところもありますので、そういう施設であれば、研修や社員旅行にも利用できます。

国民年金の宿 一覧

１．北海道・東北

すべて閉鎖。もしくは、民間企業に売却。

２．関東

・ さがみの(神奈川)

３．中部

すべて閉鎖。もしくは、民間企業に売却。

４．近畿

すべて閉鎖。もしくは、民間企業に売却。

５．中国・四国

すべて閉鎖。もしくは、民間企業に売却。

６．九州・沖縄

すべて閉鎖。もしくは、民間企業に売却。

以上ですが、税金の無駄使い問題や、官僚の天下り批判の影響もあり、赤字経営の宿はどんどん閉鎖されています。


この流れは今後も続くと思われますので、最新の施設状況については、直接、各施設へ電話などで問い合わせて、必ず確認するようにしてください。



また、各施設の利用を考えている方も、事前に対象の施設へ連絡を行い、パンフレットなどを資料請求してみると良いでしょう。

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