かんたん!国民年金・厚生年金入門 かんたん!国民年金・厚生年金入門 運営スタッフ紹介 かんたん!国民年金・厚生年金入門 サイトマップ


   かんたん!国民年金・厚生年金入門 > 個人型 確定拠出年金(日本版401K)で年金を増やす!

個人型 確定拠出年金(日本版401K)で年金を増やす!


確定拠出年金(日本版401K)とは、拠出金額(掛け金)の運用結果によって、将来に受け取る年金額が変わるという年金制度です。



アメリカの401Kという企業年金プランを参考にして作られた年金制度のため、「日本版401K」とも呼ばれます。




SBI証券の個人型確定拠出年金は、信託報酬(手数料)が安く、お勧めです!




国民年金基金の場合は、「確定給付年金」というジャンルに入り、将来受取れる年金額が約束されていましたが、上に書いた「受取る年金額が変わる」という表現からも分かるように、確定拠出年金(日本版401K)の場合は、



将来受取れる年金額は、自分が選択した年金商品の運用結果しだい



という特徴を持っているため、この部分が国民年金基金とは大きく違います。





ただし、確定拠出年金(日本版401K)の掛金すべてが所得控除になる点や、年金として受取る際に、公的年金等控除や退職所得控除が適用され、税制面において有利な点は国民年金基金と同じです。




ですから、掛金の節税効果を考えた場合、確定拠出年金(日本版401K)も国民年金基金も、どちらも同じ効果が得られるのですが、残念ながら、




両方合わせて、月額:68,000円(年額:816,000円)が限度!




という条件が付いているため、「国民年金基金と確定拠出年金(日本版401K)の2つを満額掛けて、節税効果を絶大に!」という方法は使えません(;^_^A。




それでは、確定拠出年金(日本版401K)の特徴を確認していきましょう。





確定拠出年金(日本版401K)の種類と限度額、加入条件

確定拠出年金には、企業型と個人型の2種類があります。



企業型の方は、会社勤めのサラリーマンなどが利用できる確定拠出年金で、年金のお金を「企業(会社)」が負担し、最大で月額:4.6万円まで掛けられます。




個人型の方は、自営業者などの第1号被保険者や、会社勤めをしているが、企業型年金や厚生年金基金などの確定給付型の年金制度がない方が利用できます。



企業型との大きな違いは、年金のお金を「個人(自分)」が負担し、



・ 自営業者:国民年金基金と合わせて、月額:68,000円まで。
・ 会社勤めの個人:月額23,000円まで。



掛金を積立てることができます。



掛金額は、拠出限度額の範囲内で5,000円以上、1,000円単位で自由に決めることができますが、掛金を変更する場合には、毎年4月〜翌年3月までの間で1回しかできません。




なお、個人型の確定拠出年金は、条件さえ満たしていれば自由に利用できますが、企業型の場合には、労使で話し合い、新たに確定拠出年金の規約を作成し、公的機関の承認を得るなどの手続きが必要なため、会社に頼めばすぐにやってもらえるというものではありません。





確定拠出年金(401K)は、付加年金との同時利用ができる!

国民年金の場合は、「付加年金か、国民年金基金のどちらか片方」しか利用できませんでしたが、確定拠出年金の場合は、付加年金と確定拠出年金を組み合わせて利用することができます。



付加年金のページを見ていただければ分かるように、単純にリターンで考えた場合、付加年金はものすごく魅力的な商品ですから、これが同時利用できるというのは、確定拠出年金だけの大きなメリットです。




ただし、国民年金基金と組み合わせる場合と同様に、「両方合わせて、月額:68,000円までが限度という条件は適用されます」から、付加年金と確定拠出年金を同時利用する場合、確定拠出年金の限度額は、67,000円になります。



付加年金の掛金は400円なのに、なぜ、67,600円の限度額にならないのかと言うと、確定拠出年金の掛金の単位が「1,000円単位」となっているためです。





確定拠出年金(日本版401K)のメリット

基本的には、国民年金基金のメリットと似ていますが、少し違う部分もありますので、ここで確認しておきましょう。



1.掛金の全てが所得控除になるので、大きな節税ができる。
2.運用中の利益が非課税なので、複利の効果を最大限に活用できる。
3.受取る際に、公的年金等控除や退職所得控除が利用可能。

4.上手く運用できれば、掛金に対して、かなり大きな金額が受取れる。
5.国民年金基金とは違い、インフレに対して強い。
6.転職や中途退職をしても、確定拠出年金の持ち運びができる。

7.付加年金との同時利用ができる。



税制面でお得だという点については、国民年金基金と同じです。




ただ、大きな違いとして、確定拠出年金の場合は、年金型で受取る以外にも一時金として一括で受取ることが可能で、その場合、退職所得控除が利用できるという点が挙げられます。




国民年金基金の場合は、年金としての受取り方しかできませんでしたが、確定拠出年金の場合は、60歳になったら一括してお金を受取ることができるため、退職金としても利用できます




なお、受取れる金額についてですが、国民年金の場合は、元本保証される代わりに低い利率で運用されるようになっていますが、確定拠出年金の方は、元本保証がない代わりに、上手く運用できれば、掛金に対してかなり大きな金額を受取れる可能性もあります。



また、確定拠出年金では、インフレに強いと言われる株式の投資信託や不動産の投資信託を組み合わせることで、インフレによる資産価値の目減りを防げる点が、国民年金基金とは異なるメリットです。





確定拠出年金(日本版401K)のデメリット

こちらの方も、国民年金基金のデメリットに似ていますが、重要な違いもありますので確認しておきましょう。



1.元本保証ではない(※元本保証の商品だけを選択することも可能)。
2.一度加入すると、自由に中途解約することができない。
3.お金を受取れるのは、60歳以上か、もしくは、死亡時に限定される。

4.運用委託手数料(信託報酬)や口座管理手数料がかかる。
5.個人型商品なのに、特別法人税:1.173%が毎年かかる。
  (特別法人税の凍結が2017年3月末まで延長)



以上が確定拠出年金のデメリットですが、一番注目して欲しいのは5番目の「特別法人税:1.173%」です。長期で運用する年金資金に対して、これが毎年課せられるというのは、大きなデメリットです。




本来、特別法人税とは、企業年金の積立金(元本+運用益)に毎年1.173%(国税:1%、地方税:0.173%)に課税するもので、


・ 確定給付型企業年金
・ 厚生年金基金
・ 適格退職年金
・ 確定拠出年金


などが課税対象となります。




ただし、なぜか「個人型 確定拠出年金」も課税対象となっているのです。




この確定拠出年金への特別法人税は、運用がプラスであってもマイナスであっても、関係なく毎年かかってくるので、長期的な視点から考えた場合、運用資産に対してかなりのマイナス効果となります。



過去の株式投資の平均利回りは、7%前後と言われていますが、これには毎年課税される税金は考慮されていませんので、確定拠出年金の運用は、上手くやらないと、元本割れを起こしてしまう可能性もあります。




確定拠出年金にかかる特別法人税は、今までに何度か凍結をされてきたのですが、凍結ではなく廃止を求める声も多く、いずれ、廃止される可能性もありますので、興味がある方は今後の状況をよく見ておいたほうが良いでしょう。




なお、4番目のデメリットである運用委託手数料(信託補修)や口座管理手数料については、



・ 運用委託手数料 : 0.数%〜2%前後
・ 口座管理手数料 月額 : 無料〜数百円程度



と、利用する投資信託や、確定拠出年金の取扱会社によって異なります。




なお、1番手数料が安いのは、SBI証券に無料口座を開設すれば利用できる「の確定拠出年金積立プラン(個人型401K)」です。





確定拠出年金で選択できる運用商品(投資信託など)の種類

個人型確定拠出年金では、投資信託(ファンド)などを自分で選び、年金・退職金を作っていくという仕組みになっています。




確定拠出年金として選択できる運用商品は、



・ 元本保証型商品(元本保証の個人年金など)

・ 国内株式 中心商品
・ 外国株式 中心商品

・ 国内債権 中心商品
・ 海外債権 中心商品
・ 国内・海外債権 バランス型

・ インデックス(国際市場平均や指数など)連動型



など様々な商品がありますので、本当に「将来の年金額(退職金額)がいくらになるのかは、自分の運用(選択)次第」といった感じです。




ただ、選択できる運用商品の中には、国際市場の平均に連動した投資信託や、格付けの高い世界中の債権に絞って運用する投資信託などもあり、うまくポートフォリオを組めば、必ずしも、しょっちゅう観察したり、運用商品を入れ替えたりする必要はないのではないかと思います。



確定拠出年金で選べる商品については、各取扱い会社によって異なりますので、資料請求をしてみると良いでしょう。





確定拠出年金(日本版401K)の給付の種類

確定拠出年金の給付(お金の受け取り方)の種類は、次の通りになります。




給付の種類 受取り条件 受取り形態
老齢給付金 60歳から受取り可能で、70歳までは運用の延長ができます。

ただし、60歳時点で確定拠出年金制度への加入期間が10年に満たない場合には、受給開始年齢が段階的に引き上げられます。
年金、または、一時金
傷害給付金 高度障害になった時 年金、または、一時金
死亡一時金 加入者が死亡した時 一時金




給付の種類は以上ですが、例外として、確定拠出年金の契約期間が1ヶ月以上、3年以下で、専業主婦になるなど、確定拠出年金に加入できなくなった時には、脱退一時金を受取れる場合があります。





確定拠出年金(日本版401K)の節税効果

確定拠出年金の一番のメリットとして、「拠出時・運用時・受取時の全てにおいて、税制優遇を受けることができる」という点があげられます。




まず、拠出時(お金を出す時)には、確定拠出年金として掛けた金額の全てを「小規模企業共済等掛金控除」として、課税所得から引くことができるので、大きな節税効果が得られます。



なお、節税額の目安については、国民年金基金と同じなので、こちらを参考にしていただけると光栄です。




そして、年金の運用時ですが、この期間については、利息や配当金、譲渡益に課税がされませんので、複利の効果を最大限に活かす運用ができます。


確定拠出年金を利用せずに、自分で預貯金や株式投資をする場合には、利息や配当金、譲渡益に対して10%〜20%の税金をとられるので、その分、複利の効果が減ってしまいますが、確定拠出年金の場合にはこの心配は無用となっています。




最後の受取時については、



・ 老齢基礎年金として受取 : 公的年金等控除を適用
・ 一時金として受取 : 退職所得控除を適用
・ 傷害給付金 : 非課税

・ 死亡一時金 : 相続税の対象(法定相続人×500万円が非課税)
・ 脱退一時金 : 特別控除(年間最高50万円)を適用



といった具合に、どういった形で受取るかで適用される控除が異なりますが、基本的には、大きな税制優遇を受けられる仕組みになっています。




60歳になったら、年金と一時金(一括受取)のどちらか好きな方の受取り方を選択できて、どちらの受取り方でも最高の節税ができるというのは、確定拠出年金ならではのメリットです。



ちなみに、国民年金基金の場合は、年金型でしか受取ることができません。こちらの場合、長生きをしなければ、掛金の元本を割ってしまう可能性が十分にありますから。。



ですので、長生きする自信がない方、もしくは、できるだけ若いうちに積立てたお金で楽しく過ごしたいという方は、確定拠出年金の方を利用して、60歳になったら一時金として受取った方が良いかもしれませんね(;^_^A。




以上が確定拠出年金の説明ですが、元本保証で、あらかじめ支給される金額が分かっている国民年金基金と、元本保証ではないが、インフレに強く多くのお金をもらえる可能性がある確定拠出年金を比較すると、どちらにもメリット・デメリットがあります。




これらの年金を増やす方法を利用する場合、「両方合わせて、月額:68,000円まで」という条件はありますが、どちらか片方しか利用できないという制限はありませんから、「2つの良いとこ取り&リスク回避」の意味で、両方を利用するのも一つの手だと思います。



また、あり得ないほどのお得な「付加年金」と組み合わせて利用するというのも、賢い選択だと思います。





なお、より詳しい内容については、SBI証券に無料口座開設をして、確定拠出年金積立プラン(個人型401K)の無料資料請求をしてみることをお勧めします。




SBI証券の個人型確定拠出年金は、信託報酬(手数料)が安く、お勧めです!




実際に私も資料請求をしてみましたが、勧誘などは一切ありませんので、無料口座開設が完了したら、気軽に資料請求してみてください。




・ 個人年金プランのご案内(パンフレット)
・ 個人年金プランに関する説明書
・ 個人年金プラン 確定拠出年金 商品説明資料(基礎編)
・ 個人年金プラン 確定拠出年金 商品説明資料(運用編)




SBI証券に無料口座開設を行い、確定拠出年金の資料請求をすると、上記の資料などを頂けるのですが、かなり参考になります(*^^*)。




SBI証券に無料口座開設をすれば、信託報酬(手数料)が安い確定拠出年金積立プランが利用できます。




【現金31万7,450円】が貰える現金プレゼントキャンペーン!
【現金:31万7,450円】が貰える「赤字覚悟」のキャンペーン!




【総額:31万7,450円】かんたん!現金プレゼントキャンペーン
【現金:3,000円】マネックス証券の家族・お友達紹介で現金プレゼント
【現金:5,000円】キャンペーン攻略法で簡単♪「DMM.com証券FX
【現金:5,000円】セントラル短資FXの口座開設+1取引だけ!


【当サイト限定】JFXの口座開設+1取引で【現金2,000円】!
【当サイト限定】ヒロセ通商FXの口座開設+1取引で【現金2,000円】!
【当サイト限定】インヴァスト証券の口座開設+1回取引で【5,000円】!
【当サイト限定】FXプライム byGMOの口座開設+取引で【13,000円】!


【金券:2,000円】自動車保険の見積り比較で、マック&図書カード!
【金券:500円】車の査定・買取価格の比較で、クオカードプレゼント
【金券:19,000円】生命保険の無料相談・見直しで、全員にプレゼント
【元本保証・高金利】年金を増やせるマネックス債SBI債







国民年金の知識


国民年金のメリット


国民年金の給付の種類


年金免除/特例/割引


国民年金と厚生年金


年金を増やす方法[公的]


年金を増やす方法[私的]


お勧めサイト一覧


当サイトについて


現金プレゼントキャンペーン特集!

Copyright(C) 2016 かんたん!国民年金・厚生年金入門 All rights reserved